平凡なネットワークエンジニアが海外に挑戦するブログ

日本のすべての平凡な人を勇気づけるブログ(だったらいいのに)

カナダで受験! CompTIA Linux+ LX0-103 (LPIC-101相当)

Tetsuです。

 

今通っているプログラムの卒業要件には資格試験の合格が入っています。

  • CompTIA Linux+
  • CompTIA Security+
  • MCSA (70-410のみ)
  • CCNA

1年のプログラムなのに盛りだくさんですな。。

 

CompTIA Linux+

さて、今回はCompTIA Linux+ のひとつ目、LX0-103という試験を受けてきました。(CompTIA Linux+取得のためにはLX0-103とLX0-104両方の合格が必要。)

CompTIAという試験は聞いたことがありますが、Linux+について調べてみると、、中々情報が出てこない。。アマゾンで検索してみても、なぜか洋書しか出てきません。

それもそのはず、Linux+は日本語に対応していません。

 

Linux+とはどういった試験かというと、

  1. LPICが問題を提供
  2. LPIC-1と同じ試験範囲
  3. CompTIA Linux+を取得するとLPIC-1がもれなくついてくる(LPIC-1にCompTAIはついてこない)

という感じです。

LPICは日本で、というか世界中で有名な試験ですね。システム屋さんの登竜門と行った感じでしょうか。

 

1,2から判断すると、これはLPIC-1と同じ試験なのではないかな。

そして、ひとつ目のLX0-103という試験はLPIC-101と同じ試験範囲になります。

ということで、情報の少ないLinux+の対策をかき集めるよりも、LPICの対策をすることに。

 

勉強方法

使った教材

  • Ping-t
  • スピードマスター
  • Penguin Tutor

上2つは日本語ですね。はい。

まあ技術英語だし、日本語で勉強してもなんとかなるかなーということで、日本語でしっかり勉強していくことにしました。

Linux自体は学校でみっちりやっているし、あとは問題に慣れろってことで、上記の問題集を使いながらひたすら問題を解く!

学校の授業もそもそもLinux+に沿ってやっていることもあって、理解がはかどります。

 

受験申込

基本的に日本と一緒。ピアソンVUEから申し込みます。

日本の国家試験と違って、好きなときに受験できて、受験したその場で合即否がわかるというシステムは素晴らしいですね。

今回も受験の28時間前に申し込みをしましたw

ただ!海外で受験する場合に注意が必要なことが一つ!

CompTIAは永住権を所有していない場所で受験する場合は、事前に事務局に許可を取っておく必要があります。

まあ簡単なメールを一つ打つだけなんですが。(宛先:examsecurity@comptia.org)

 

一応私のサンプルを載せておきます。(英語には自信がないので、間違っていたら笑って見逃してください。一応通じたみたいです。)

パスポートとビザの写しを添付することをお忘れなく。

Dear Sir or Madam
 
My name is Tetsu.
I'm a Japanese citizen but now studying in Vancouver, Canada, then I'd like to take CompTIA exam in Vancouver.
I attached a copy of my passport and study permit.
The name of exams and test centers I'd like to take are as follows:
 
Exam (all of below within one year):
LX0-103
LX0-104
SY0-401
 
Test center (any of below):
Winston College

1176 Eighth Ave.
New Westminster, British Columbia V3M 2R6
Canada


Please admit taking these exams for me.

Yours faithfully,

 

次の日には「良いよー」、と軽いノリの返事が返ってきて、終わり。

受験を申し込みするときに、「許可をもらっているか」という問いにYesと返事して完了です。

 

受験

これもやはり基本日本と同じです。国家試験のように堅苦しいことは何もありません。

が、サイン付きのID2つ(うち一つは写真付きのID)が要るのでお忘れなく。

パスポートと免許証が確実です。(一つはクレジットカードでも良いかも)

14:45からの受験予定でしたが、一時間以上前に到着。でもそのまま受けさせてもらえました。

 

結果

結果・・・

スコア600 (800点満点・合格点500) ヽ( ̄∇ ̄)ノ

 

感想

まあ無事合格できたわけですが、、これが実際簡単じゃなかった。。

そもそもLPIC-1と同じだと思って受けに行ったわけなんですが、実際同じだったかどうかは定かではありません。

Ping-tの合格体験記で色々と試験について情報を集めてはいたんですが、食い違うところが多々あり・・

具体的に言うと、

  • 入力問題は2問だけ(2割くらい出るという情報だった)
  • スピマス、ping-tからの類似問題は非常に少ない(スピマスからたくさん出ると聞いていた)
  • 分野別の正答率が表示されなかった

などです。

情報と食い違いがある理由が、Linux+だからなのか、カナダで受験したからなのかわかりませんが・・

とはいえ、出題範囲は間違いなく一致しているため、LPICの勉強をしていれば受かるのは受かるでしょう。Ping-tなどの問題暗記だけではダメだったと思います。。

 

あとなぜかWindows NTのsafe modeに関する問題が出題され、思わず発狂しそうになりました。(それまでも難問が続いていたこともあって)

LPICでもこんなことはあるのでしょうか?

 

今日のところは以上。

これからも頑張ります。